日々徒然

歴史についての個人的な考えや、史跡・神社仏閣めぐりのお話をつらつらと綴ります。時には溺愛する猫のこと、スピリチュアルについても少々。

【神社めぐり】室生龍穴神社

年に数回、神社にお参りするために、遠征します。

神社の空気感が好きだから、というのもありますが、偶然見聞きした神社に、呼ばれるように行きたくてたまらなくなる時があるんですよね。

 今回は、今まで参拝した中でも特に印象的だった、奈良の室生龍穴神社を紹介します。

【アクセス方法】

近鉄奈良駅から室生口大野駅まで近鉄線、そこからは室生寺前までバス(約15分)。

室生寺の前から神社までは徒歩で約15分。

龍の棲み処と謂われる「吉祥龍穴」までは、神社から徒歩でさらに25分くらい。

MAPではこんな感じ・・・分かりづらいですね。

f:id:wasamaroon:20180415232711p:plain

要するに、けっこう行きにくい。

室生口大野~室生寺間のバスは、行きも帰りも1時間に1本しかないし。

f:id:wasamaroon:20180416014749j:plain

室生口大野駅は周りになにもありません。

駅前の乗り場からバスに乗り、室生寺まで直行。

f:id:wasamaroon:20180416013423j:plain

室生寺を横目に、そのまま神社を目指して歩く。

f:id:wasamaroon:20180416015928j:plain

石の鳥居のまえに、大木が鳥居のように聳えてます。まるで自然の鳥居のよう。

鳥居をくぐると、空気が変わります。

境内に踏み入れると、運よく拝殿が開いていました。

f:id:wasamaroon:20180416030505p:plain

お参りする前に、いったん由緒書を確認。

主祭神は高龗神(タカオカミノカミ)、つまり龍神さまです。 

f:id:wasamaroon:20180416224402j:plain

敬愛するスサノヲノミコトも祀られていました(来るまで知らなかった)。

f:id:wasamaroon:20180416031810p:plain

拝殿です。

こちらの神社は常に宮司さんがいらしゃるわけではないそうで、「いらしたらラッキー」くらいの確率だそうです(この後お参りした、室生寺の尼僧さん談)。

宮司さんがいらっしゃらない時は拝殿も閉まっているだろうし、ほんと運が良かった。

---

拝殿の奥にまわると、本殿が鎮座しています。

本殿前の狛犬さん。口元が「むんっ」とつぐんだみたいで、かわいらしい。

f:id:wasamaroon:20180416225154j:plain

本殿前は、とても静謐で厳かな雰囲気で、空気がぴりっと研ぎ澄まされています。

f:id:wasamaroon:20180416222415j:plain

残念ながら柵があるため、近くまでは寄れませんが、「ここに龍神様がいるのかも」、と思えるほど、不思議なパワーが漲っています。 

無事にお参りに来られたことを感謝して、また必ず参ります、とお伝えしました。

---

さて、それでは次は、龍神様の棲み処と言われる「龍穴」に参りましょう。

正しくは「吉祥龍穴」というそうで、社務所横に案内図がありました。

f:id:wasamaroon:20180416232338j:plain

結構歩くのね…

吉祥龍穴については、また次回。

f:id:wasamaroon:20180416231333j:plain

神社の鳥居横にある連理の杉にご挨拶して、吉祥龍穴に向かいます。

f:id:wasamaroon:20180416235821j:plain

こちらが、室生龍穴神社の御朱印です。