【神社めぐり】離宮八幡宮
先日、京都旅行に行ったとき、大山崎に泊まりました。
大山崎といえば天王山が有名ですが、駅前には【離宮八幡宮】という立派な神社があります。
[所在地]
ほんとに駅の前です。
清和天皇の御代に建立された、石清水八幡宮の元社で、もとは嵯峨天皇の離宮「河陽離宮」があった地だったところから、離宮八幡宮と名付けられたそう。
鳥居は立派で、境内もなかなか広い。
中門もあります。
製油発祥の地とのことで記念碑と油祖像がありました。
平安時代末期にはえごま油の製造が始まり、その後「大山崎油座」が設けられ、室町時代には油の取引を独占してたそうな(消滅するのは織田信長の楽市楽座政策による)。
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製油発祥の地だけに、日清オイリオとか出光石油といった、たくさんの油関係の企業が寄付してました。
9月にある例大祭は「油座まつり」というそうです
あと、社務所では、御神酒ではなく御神油を授かることができるそうです(今回は開いてなかった)。
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特に強いパワーを感じる、というわけではありませんが、穏やかな雰囲気の居心地のいい神社でした。
最後に。
境内には「菅原道真腰掛石」がありました。太宰府に赴く旅の途中で休憩したとか。
賢くなりますように、とお願いしてきました(笑)
【神社めぐり】室生龍穴神社奥宮(吉祥龍穴)
では前回の続き、吉祥龍穴です。
神社から室生寺とは逆方向に歩いていくと、看板がみえてきました。
道を左に折れると、なかなか急な坂道です。
くねくねと登っていくと、天岩戸社が見えてきました。
日本各地に数多ある、天岩戸の1つです。
巨石が真っ二つ・・・
奥の祠にもご挨拶してさらに先に進むと、「吉祥龍穴」と書いた看板と、鳥居がみえてきます。(写真撮るの忘れました)
鳥居をくぐると、そこからは下り道。かなり足場が悪いです。
下に、祠が見えます。
祠におりると、正面に大きな洞穴。龍の棲み処でしょうか。
ここも物凄くパワーが溢れているように感じました(ちょっと頭が痛くなるくらい)
右側は滝です。
マイナスイオンをたっぷり吸い込んで、パワーをいただきました。
【おまけ】
龍穴からの帰り道に出会った石。なんとなく、右側の石が龍の頭に見えたので…
【神社めぐり】室生龍穴神社
年に数回、神社にお参りするために、遠征します。
神社の空気感が好きだから、というのもありますが、偶然見聞きした神社に、呼ばれるように行きたくてたまらなくなる時があるんですよね。
今回は、今まで参拝した中でも特に印象的だった、奈良の室生龍穴神社を紹介します。
【アクセス方法】
近鉄奈良駅から室生口大野駅まで近鉄線、そこからは室生寺前までバス(約15分)。
室生寺の前から神社までは徒歩で約15分。
龍の棲み処と謂われる「吉祥龍穴」までは、神社から徒歩でさらに25分くらい。
MAPではこんな感じ・・・分かりづらいですね。
要するに、けっこう行きにくい。
室生口大野~室生寺間のバスは、行きも帰りも1時間に1本しかないし。
室生口大野駅は周りになにもありません。
駅前の乗り場からバスに乗り、室生寺まで直行。
室生寺を横目に、そのまま神社を目指して歩く。
石の鳥居のまえに、大木が鳥居のように聳えてます。まるで自然の鳥居のよう。
鳥居をくぐると、空気が変わります。
境内に踏み入れると、運よく拝殿が開いていました。
お参りする前に、いったん由緒書を確認。
敬愛するスサノヲノミコトも祀られていました(来るまで知らなかった)。
拝殿です。
こちらの神社は常に宮司さんがいらしゃるわけではないそうで、「いらしたらラッキー」くらいの確率だそうです(この後お参りした、室生寺の尼僧さん談)。
宮司さんがいらっしゃらない時は拝殿も閉まっているだろうし、ほんと運が良かった。
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拝殿の奥にまわると、本殿が鎮座しています。
本殿前の狛犬さん。口元が「むんっ」とつぐんだみたいで、かわいらしい。
本殿前は、とても静謐で厳かな雰囲気で、空気がぴりっと研ぎ澄まされています。
残念ながら柵があるため、近くまでは寄れませんが、「ここに龍神様がいるのかも」、と思えるほど、不思議なパワーが漲っています。
無事にお参りに来られたことを感謝して、また必ず参ります、とお伝えしました。
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さて、それでは次は、龍神様の棲み処と言われる「龍穴」に参りましょう。
正しくは「吉祥龍穴」というそうで、社務所横に案内図がありました。
結構歩くのね…
吉祥龍穴については、また次回。
神社の鳥居横にある連理の杉にご挨拶して、吉祥龍穴に向かいます。
こちらが、室生龍穴神社の御朱印です。